原種のビチセラにほぼ近いと思われるので、
強健で、生育旺盛です。
とは言っても、葉が小さめで、
節間(葉の付け根の節と節の間)の距離が
長めなので、軽めな雰囲気。
枝が旺盛に茂っても、軽やかな雰囲気をキープします。
そして、下向きの楚々とした花。
清楚な白色の花と相まって、何とも言えない幻想的な咲き姿になります。
枝を伸ばしながら、節々に花を咲かせる多花性で、
その花数はクレマチスの中でもトップクラスです。
耐寒性、耐暑性が強く、育てやすいです。
その繊細な花色を楽しむには、一日中、日が当たり続ける場所よりは、
少し陰るくらいのほうが、きれいに発色します。
華やかさを抑えつつの、ナチュラルな庭づくりや、
主役級の花への添え、引き立て役など、
この品種の魅力をいかしたガーデニングを楽しんでください。