クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

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イーサゴでの大鉢の植え替え

 

 

クレマチスのショップとガーデン「イーサゴ ナーセリー&ガーデン」の

ショップ内のディスプレイに使う大鉢の植え替えを行っています。

直径が約30cmくらいの、いわゆる尺鉢と言われるもので、かなり大きめ、

一般家庭での利用にはあまり向かないサイズです。

ショップ内のディスプレイでは、庭植えと変わらないボリューム感を求めるので、

このサイズの鉢植えを多用しています。

ちなみに、一般家庭での鉢植えは、大きくても8号サイズくらいまででいいと思います。

 

これら大鉢を、少なくても2年に1回ほどのペースで植え替えます。

もちろん鉢のサイズはこれ以上は大きくできないので、

株を鉢から取り出し、古い土をできるだけ落とし、

新しい土にしっかり肥料を混ぜて、その鉢に植え戻す、といった流れになります。

 

鉢植えの土の中の環境は、年々、劣化するものと思ったほうが、

考えやすいと思います。

年々劣化する鉢植えの環境を、2年に1回、整え直してあげる、

そんな行為が植え替えになります。

そうすることで、新しい根が出やすくなり、株の生長がよくなります。

新しい根が出る、新しい強い枝が出る、花が咲くという、

流れのイメージです。

 

生育年数に限らず、なんか鉢植えの調子がいまいちだなと思った時には、

植え替えがおすすめです。

鉢植えの環境をリセットして、やり直しする、

そう言ってもいいかもしれません。

 

鉢から根を取り出して、じっくり見るのは楽しいものです。

クレマチスの、生命の、コアに少し近づいたような気になります。

不思議と愛着も湧いてきます。

 

育て方、植え替えの詳細は「育て方Q&A」をご覧ください。

クレマチスの鉢植えの方法 〜いい土と肥料が大事〜

苗購入後は、買ったままの鉢で育てず、必ず植え替えてください!!

 

●必要なもの

鉢(できれば深鉢)、培養土、肥料(元肥)、活性液(活力剤)、支柱(オベリスクなど)

 

●時期

真夏と真冬以外(人もうだるような真夏や、地面が凍るほどの真冬は避けます)

秋植えもオススメです!

 

●方法

 

 

① 苗よりも1〜2回り大きな鉢を用意します。クレマチスは直根性のため、深鉢をオススメします。

例:4.5号苗(及川フラグリーンの販売苗)→7~8号サイズの鉢

  5号苗→8~9号サイズの鉢

 

 

② 植え替え前に、苗を活性液「バイオゴールド バイタル」の希釈液に30~60分浸すと、根痛みの回復や、発根促進の効果を期待できます。これが効きます。ぜひやってほしいほどオススメ!!

 

 

③ 元肥を混ぜた培養土を鉢の底に入れます。

 

 

④ 苗の根鉢を軽くほぐして、丁寧に植えます。この時、枝の地際1節を埋めるように、深植えするのがポイントです。根の数が増えやすくなったり、株元から立ち上がる枝の数が増えやすくなったりします。

 

 

⑤ 土と鉢の縁の間に、2-3cmくらい余裕を持たせ、ウォータースペースとします。水やりの時に、このスペースに水が溜まります。鉢の縁ギリギリまで土を入れないように注意してください。

 

 

⑥ 鉢の大きさに応じた、支柱やオベリスクなどを取り付けます。なお、使う資材に迷ったら、及川フラグリーンで販売の「竹支柱(め竹)」がオススメです!!

なお、適切なサイズの資材を選ぶと、枝の伸びていくスペースを十分に確保でき、誘引が楽になります。鉢植えに使用する資材の目安は、高さ70〜100cmくらいの支柱やオベリスクなどになります。

 

 

 

⑦ 最後に、鉢底から滴り落ちるほど、水をたっぷり与えます。

 

●用土について

市販の培養土で大丈夫です。ただし、土はその後の生育を決める大事なものなので、価格だけでは決めず信頼できるしっかりしたものを使いましょう。

自分で配合する場合は、赤玉土(小〜中粒):鹿沼土(小〜中粒):完熟腐葉土=4:3:3を基本にしてください。

なお、使う土に迷ったら、及川フラグリーンのオリジナルの「クレマチス・ナーセリーの専用培養土」がオススメです!!

 

●肥料について

元肥には、有機質系の固形肥料を使用することをオススメします。ゆっくりと効き、土の力がアップします。量はそれぞれの肥料の規定量を混ぜてください。

なお、使う肥料に迷ったら、及川フラグリーンで販売の「バイオゴールド クラシック元肥」がオススメです!!

 

★その他の育て方は、こちらをご覧ください!!

打ち合わせ後の、勉強会的な話

 

なかなかできないし、あまりやり過ぎても、重くなるし、

そのバランスが大事なような気がする、社員向けのちょっとした、

勉強会的な場。

昨日の打ち合わせの最後に、15分間だけとして、大輪系のことを

少し話しました。

 

いわゆる、一般の方向けのレクチャーみたいなものと違って、

生産する者として、身につけておいた方がいい見方、視点のようなもの。

 

多種多様な品種を一箇所で、同時に生産していく時には、

どうしても、一般家庭で行う楽しみの園芸とは違った視点で、

クレマチスを見ていかなくてはなりません。

その際に、一旦、クレマチスを大きく捉えてから、

細部に入っていくような感覚が大事になります。

いきなり細部は、何かと問題が発生する。

 

その「大きく捉えてから細部へ」の足掛かりのような話、

こう文章化すると、よくわからなくなりますね。

 

こんなことを打ち合わせの時や、生産現場での立ち話で、ポツポツしています。

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