及川フラグリーンのショップとガーデン「イーサゴ」で
咲いている様子です。
ここでは、アーチにからませています。
この品種は及川フラグリーンのオリジナルです。
モンタナ系特有の4弁の小輪のかわいさは、もちろんそのままで、
通常のピンクより、シックなアンティーク調をしています。
グッと大人な感じの咲き姿になります。
また、その葉も魅力で、銅味がかっていて、夏には暑さとともに、
やや体色し緑色が出ることもありますが、秋の低温では、
引き締まった銅色になります。
モンタナ系全般に言えることですが、花だけでなく、葉もいいですよね。
開花は春で、クレマチスの春の開花の中でも先陣を切ります。
クレマチスの中のサクラ的な位置付けとも言えると思います。
前年に伸びて、充実した枝の節々に花を咲かせるので、
うまく枝を育てていると、株全体で咲き誇ります。
それは見事ですね。
庭の他の植物で、この時期に立体的に伸びて咲いているものは、
あまりないので、人目をひきます。
春の庭の主役になります。
株元が日陰気味で、しっかりと水分がいくような環境をおすすめします。
地温の上昇と過乾燥で株が弱ることがあります。
基本的には、寒冷地の方が育てやすいですね。