つるが伸びない木立性のクレマチスです。
大きめのベル形で、フリルが入りながら、
外側にカールするので、動きが感じられ、表情豊か。
その色合いと相まって、木立性クレマチスの中でも、
華やかさがあり、植え込みの主役的存在になれる。
草花のように使える木立性で、
他の草花と組み合わせて、混植して使ってほしい。
クレマチスではなく、宿根草として考えると、
楽しみやすく、育てやすいかもしれない。
実際、伸びる枝をどう誘引しようかと迷うことがないので、
庭や鉢植えに導入しやすいし、楽に楽しめる。
植え込みの前の方、低めの丈の植物と合わせるとよい。
庭植えはもちろん、鉢植えにも向き、切り花でも楽しめる。
及川フラグリーンの庭では、他の宿根草と組み合わせながらも、
ひときわ目立つ存在。いいポイントになっている。
ちょっと個性的な植物の隣に植えても、よく馴染む。
開花最盛期には、とても見ごたえあるシーンをつくってくれ、
庭になくてはならない、頼れる存在感。
昔から植えていて、毎年変わらず咲く、安定感もいい。
なお、クレマチスの木立性は、完全に枝が自立することはまれで、
少し倒れ加減になることが多い。
支柱を立て、真っ直ぐにすることもできるが、オススメは、
そのままナチュラルな草姿で咲かせること。
花の向きは、自然といい感じになります。
伸びた枝の先端の花が咲き、それから追いかけるように、
下の節からも花を咲かせる。
年数がたち、株が充実すると、地面からの株立つ枝の本数が増え、
それに比例するように花数も多くなり、華やかになる。
一つ一つの花持ちがよいので、観賞期間が長い。