クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

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クレマチスの苗の芽の動き出しの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3/30時点の、温室内のクレマチスの芽の動き出しの様子です。

クレマチスには、いろいろな品種、野生種があり、

それぞれで、春の芽の動き出しのタイミングはもちろん、

その色、形、質感が異なります。

同じものはなく、全てが微妙に違います。

 

既に小さいつぼみが見えているもの、

枯れているように見える枝から伸びはじめたもの、

全く枝がなく、地面から顔を出したもの、

淡く紫がかるもの、

少し毛羽だったもの、、、

それらが、日一日と変化していきます。

 

春の訪れを告げる、この時期だけのもの、

長かった冬を越えた喜びを、ダイレクトに感じられます。

たとえその花を何度も見ている品種だとしても、

今年はどんな花が咲くのだろうか、と期待する季節です。

芽が動き出し、枝を伸ばし、花を咲かせる、

その動き全体を、今年も一喜一憂しながら、楽しみたいと思います。

 

なお、販売しています苗の状態は、季節によって変わります。

あくまで、苗としての販売で、開花鉢ではありません。

お届け苗の詳細は、こちらをご覧ください。

よろしくお願いいたします。

打ち合わせ後の、勉強会的な話

 

なかなかできないし、あまりやり過ぎても、重くなるし、

そのバランスが大事なような気がする、社員向けのちょっとした、

勉強会的な場。

昨日の打ち合わせの最後に、15分間だけとして、大輪系のことを

少し話しました。

 

いわゆる、一般の方向けのレクチャーみたいなものと違って、

生産する者として、身につけておいた方がいい見方、視点のようなもの。

 

多種多様な品種を一箇所で、同時に生産していく時には、

どうしても、一般家庭で行う楽しみの園芸とは違った視点で、

クレマチスを見ていかなくてはなりません。

その際に、一旦、クレマチスを大きく捉えてから、

細部に入っていくような感覚が大事になります。

いきなり細部は、何かと問題が発生する。

 

その「大きく捉えてから細部へ」の足掛かりのような話、

こう文章化すると、よくわからなくなりますね。

 

こんなことを打ち合わせの時や、生産現場での立ち話で、ポツポツしています。

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