クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

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竹支柱は、鉢植えクレマチスの枝の誘引に何かと使える

竹支柱の利用イメージ

 

 

クレマチスの鉢植えで、伸びる枝の誘引をどうしようか、

と、悩んでいる人は多いと思います。

アイアン製のオベリスクなどは、もちろん、かっこいいのですが、

いかんせん、値段がそこそこする、もう少し、手軽にできないものか、

という時に、重宝するのが、竹支柱です。

無理なく、肩肘張らずに、軽い気持ちで、鉢植えのクレマチスを楽しむには、

本当にいいものですよ。

 

もちろん、及川フラグリーンでも、クレマチスの鉢植えで多用しています。

特に、クレマチスのショップ「イーサゴ ナーセリー&ガーデン」では、

これがないとはじまらない、と言えるくらいに、お世話になっています。

 

 

 

 

上の写真のようなイメージで、手軽に、ナチュラルな雰囲気で、

クレマチスの伸びる枝を誘引できます。

竹と言うと、和風のイメージが強いと思われますが、案外そうでもなく、

合わせるクレマチスの品種や鉢によって、洋風と言うのか、

あまりスタイルに縛られることなく、自由な雰囲気をつくれます。

最近のガーデニングの傾向の一つでもある、ナチュラルな雰囲気にも

ぴったりで、主張が強すぎず、クレマチスの花や葉を引き立てます。

 

 

 

 

天然素材で、直射日光にさらされても、熱をもちにくく、

植物にやさしい竹です。

利用する環境や条件にもよりますが、1年ほどは十分に使え、

丈夫で安心して利用できます。

また、使用後の廃棄も容易なため、ご家庭で利用しやすくなっています。

ちなみに、及川フラグリーンでは、年1回、春先の剪定時にぬき取り、

新しいものに交換しています。

土に入っていた部分が腐っていなければ、乾かすと再利用できます。

材質:天然の竹  長さ:約90cm  直径:5~10mm

 

 

 

 

こちらは「セラアート 8号」に植えた様子です。

ちょっと変わった使い方! でもこれが育てやすい!!

竹支柱を5本立て、上と下のあたり2か所に「麻ひも」を巻いています。

春頃に園芸店に出回る開花鉢のような感じです。

こうすると、空間が大きく生まれ、枝をゆったりと誘引することができるので、

生育時の管理は楽になります。

このような使い方以外にも、何かと便利な竹支柱ですので、

いいアイデアを見つけて、ぜひ様々に使ってください!!

クレマチスの苗、及川フラグリーンの苗とは?

 

 

クレマチスの苗、及川フラグリーンが生産する苗について。

はじめての人、まだ手に取ったことがない人も多いと思うので、

あらためて、説明します。

こういうクレマチスの苗を生産し、お届けしています。

 

真冬の見た目は、上の写真のような感じです。

ただし、品種によってその見た目は変わるので、微妙な違いがあります。

及川フラグリーンのクレマチスの取り扱いは、200品種以上になりますので、

苗の見た目も、品種数だけバリエーションがあります。

枝の太さ、葉の大きさ、今だったら冬の時期の葉の色、

鉢の中のことであれば、根の太さ、根の張り具合などなど、、、、

これらが品種ごとに変わってきます。

とは言え、真冬のクレマチスの苗のイメージは、

だいたい上の写真のような感じ、と思ってもらって、間違いはありません。

落葉品種は、休眠中です。

 

及川フラグリーンは北東北、岩手県にありますので、

その寒さの中の生産、暖房で温室内を温めることはなく、

できるだけ厳しい低温にあてていますので、

苗はしっかり休眠しています。その証拠が葉の茶色です。

今の時期は、春の芽出しに備え、しっかりと休んでもらっています。

この見た目にびっくりする人も多いですが、決して枯れているわけではなく、

いたって健康な状態です。

 

苗のサイズは、4.5号(直径約13.5cm)になります。

このサイズ感の説明が難しいのですが、小苗ではなく、

大苗でもない、という位置付けになると思います。

お届けのタイミングや在庫状況にもよりますが、2〜3年生の苗になり、

すぐに庭に植えても大丈夫です。

一旦、大きめの鉢に植え替えて、養生してからの庭植え、

という必要はありません。

鉢植えで楽しむ人は、7〜8号鉢(直径20〜25cmくらい)に、

植え替えるのがいいでしょう。

ただし、できるだけ小さめの鉢で育てたい人は、6号鉢(直径約18cm)でも

大丈夫です。その場合は、1〜2年に1回は植え替えをして、土を新しくしてください。

そして、1回目の開花タイミングから花を咲かせる確率が高い、

開花見込み苗、になります。

 

さて、この及川フラグリーンの苗のサイズについて、もう一言。

実は今まで、幾度となく、苗サイズをダウン(3.5号鉢とか)しようか、

はたまた、アップ(5号鉢とか)しようか、と悩むことがありました。

でも結局、このサイズのまま今に至ります。

自分で実際に、様々な種類の鉢植えをつくって育てたり、

庭植えにして、他の植物と組み合わせて庭づくりをすることを通して、

今のサイズがいろいろ使いやすいなと実感してきたために、

サイズ変更はしませんでした。

一応、実践を通しての、実感に基づいています。

イーサゴでの経験になります)

 

土の量が少なすぎると、その量に応じて、根の伸長も限られてしまう。

そうすると、力がない。

では、鉢が大きければ大きいほうが、

大苗であればあるほどいいのかと言うと、そうでもないと思っています。

もちろん大苗は、根の張りからくる、株の充実具合はいいでしょうが、

根鉢が大きくなることによって、

鉢植えの人は、大きな鉢植えをつくらなければならなくなるし、

庭植えの人は、大きな穴を掘り、大きく庭植えをしなければならなくなる。

つまり、庭植えに適する根の張り、株の充実さえとれれば、

あまり大きすぎない、ほどほどの苗サイズがいいのではないか、

ということから、このサイズになっています。

ちょっと、わかりづらいでしょうか。

すぐに庭植えも可能な、大きすぎない苗、

それは、鉢植えで楽しむ場合も、あまり大きすぎない鉢植えをつくれる、

ということになります。

充実度を重視し過ぎると、大きく園芸をしなければならなくなる、

でもそれだと、体力、スペース、用意する資材などもそれなりに必要になる、

ほどほどの感じでやりたい、楽しみたい、でも苗は充実していて、

という園芸のための苗なのです。

 

ぜひぜひ、そんな及川フラグリーンのクレマチスの苗を、

よろしくお願いします。

 

 

期待の芽

 

 

冬の葉の色合い、グラデーション、それも魅力的

今春の最終在庫のお知らせ:クリムゾン・エコー、小波など

クリムゾン・エコー(及川フラグリーン オリジナル)

 

 

小波(及川フラグリーン オリジナル)

 

 

ベル・オブ・ウォーキング(ベル・オブ・ウォキング)

 

 

及川フラグリーンでは、様々な品種のクレマチスを生産していますが、

それぞれの生産数はそれほど多くありません。

しかも品種による、人気、繁殖の難易度、また、今後の方針などにより、

その生産数は異なります。

もともと、そんなに多くを生産しない品種も多々あります。

 

今回、お知らせする品種は、そんな理由もあって、

今春の在庫がもう最後になるものになります。

春までに購入希望の方は、これが最後のチャンスになります。

 

ちなみに、次回は秋以降の予定になりますが、

それは生産の順調さとも関係しますので、あくまでも予定になります。

というわけで、クレマチスは、どの品種も安定的に、

年中、販売できるわけではありません。

これは、クレマチスに限らず、どの植物もそうですが。

ご理解いただければと思います。

では、軽く各品種の説明をします。詳細は各品種のページをご覧ください。

 

 

クリムゾン・エコー

及川フラグリーンのオリジナル。

生産がめちゃくちゃ難しく、本当に限られた数しか生産できません。

生産は難しいですが、その性質はとても丈夫で、開花期間が長い

大きめの壺型の花をたくさん咲かせます。

強い日光の下でも映える色合い。

 

 

小波

及川フラグリーンのオリジナル。

昼夜の温度差がある寒冷地では、少し強めに青の色合いが出て、

温暖地では、優しい色合いの青がに落ち着きます。

丸弁が醸し出す表情を見てほしいです。

枝数が多く、ボリュームがしっかり出ます。

 

 

ベル・オブ・ウォーキング(ベル・オブ・ウォキング)

言わずと知れた、クレマチスの八重花の名花。

昔から人気で、海外でも不動の定番。

流行りすたりがあるクレマチスの世界の中でも、

残り続ける魅力に満ちた、安定の品種です。

鉢植えだけでなく、庭植えでも使える八重咲きはこれ。

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