クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

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早春を彩る「ペトリエイ」などの販売開始!

ペトリエイ(ペトレイ) C. petriei

 

花は黄緑色がかるクリームイエローで、咲き進むと白味を帯びます。

細長い丸弁がかわいく、近年の人気品種ですね。

最近だと園芸店にはこちらの品種の方が多く並んでいますかね~

香りがあるのも特徴で、ある程度大きくなった株で、満開に咲いている時は、

その周辺がふわっと香ります。確かに、人気なのもうなずけます。

 

 

プランタンビオレ C. ‘Printempsviolet’

 

この系統では珍しく、及川フラグリーンのオリジナル。

コンパクトにまとまります。

花は黄緑色で、基部と葉、そして軸が赤紫色がかるのが特徴。

この系統には今までにない色合いが美しい。

 

 

ムーンビーム C. ‘Moonbeam’

 

誘引しても枝垂れさせてもよい枝の伸びですね。

黄緑色がかるクリーム色の花で、星をちりばめたように咲かせます。

この系統の中でも育てやすく、初心者向け。

 

 

ピクシー C. 'Pixie'

 

花は黄緑色がかっており、咲き進むとやや黄色味を帯びます。

花芯は光沢のある黄緑色で、高級感のある小さいかわいい花が特徴ですね。

開花最盛期には株全体で咲き誇ります。

鉢植えで、シンプルに枝をそのまま枝垂れさせるのがオススメですが、

伸びた枝をかわいいトレリスに仕立ててもいい感じになります。

 

 

カートマニー ジョー C. × cartmanii ‘Joe’

 

この系統の中でも、枝の伸びは比較的よく、

誘引しても枝垂れさせてもよい感じです。

鉢植えにオベリスクなどを合わせ、誘引して育てる人もいます。

大きめの黄花芯とのバランスがよい見ごたえある上品な白花。

 

 

 

長らくお待たせしました~ この季節がやってきましたね~

1年ぶりに、「ペトリエイ」など、ニュージーランド原産タイプの、

販売を開始しました。

 

その中には、なんと、及川フラグリーンのオリジナル、

プランタンビオレ」も販売してます。

これは生育の速度が遅く、生産しにくいんです。

品種数まとまっての販売は、本当に久しぶりです!

 

どれも春の雰囲気ぴったりの、小さくかわいい花を咲かせます。

常緑で葉も観賞性が高く、鉢植えに向くので、せまい場所でも楽しめます。

枝はそれほど長く伸びないので、扱いも楽です。枝が枝垂れる草花として、

気軽に育てることができます。

 

耐寒性的には関東以西の平地で庭植え可能ですが、

水はけのよい土での「鉢植え」が、育てやすくてオススメです。

ハンギングバスケットでの利用や、寄せ植えにも人気がありますね。

開花はもう少し先ですが、小さく花芽も見えはじめています。

 

各品種の詳細はホームページでご覧ください。

 

https://ofg-web-shop.com/?mode=cate&cbid=2768663&csid=2

 

竹支柱は、鉢植えクレマチスの枝の誘引に何かと使える

竹支柱の利用イメージ

 

 

クレマチスの鉢植えで、伸びる枝の誘引をどうしようか、

と、悩んでいる人は多いと思います。

アイアン製のオベリスクなどは、もちろん、かっこいいのですが、

いかんせん、値段がそこそこする、もう少し、手軽にできないものか、

という時に、重宝するのが、竹支柱です。

無理なく、肩肘張らずに、軽い気持ちで、鉢植えのクレマチスを楽しむには、

本当にいいものですよ。

 

もちろん、及川フラグリーンでも、クレマチスの鉢植えで多用しています。

特に、クレマチスのショップ「イーサゴ ナーセリー&ガーデン」では、

これがないとはじまらない、と言えるくらいに、お世話になっています。

 

 

 

 

上の写真のようなイメージで、手軽に、ナチュラルな雰囲気で、

クレマチスの伸びる枝を誘引できます。

竹と言うと、和風のイメージが強いと思われますが、案外そうでもなく、

合わせるクレマチスの品種や鉢によって、洋風と言うのか、

あまりスタイルに縛られることなく、自由な雰囲気をつくれます。

最近のガーデニングの傾向の一つでもある、ナチュラルな雰囲気にも

ぴったりで、主張が強すぎず、クレマチスの花や葉を引き立てます。

 

 

 

 

天然素材で、直射日光にさらされても、熱をもちにくく、

植物にやさしい竹です。

利用する環境や条件にもよりますが、1年ほどは十分に使え、

丈夫で安心して利用できます。

また、使用後の廃棄も容易なため、ご家庭で利用しやすくなっています。

ちなみに、及川フラグリーンでは、年1回、春先の剪定時にぬき取り、

新しいものに交換しています。

土に入っていた部分が腐っていなければ、乾かすと再利用できます。

材質:天然の竹  長さ:約90cm  直径:5~10mm

 

 

 

 

こちらは「セラアート 8号」に植えた様子です。

ちょっと変わった使い方! でもこれが育てやすい!!

竹支柱を5本立て、上と下のあたり2か所に「麻ひも」を巻いています。

春頃に園芸店に出回る開花鉢のような感じです。

こうすると、空間が大きく生まれ、枝をゆったりと誘引することができるので、

生育時の管理は楽になります。

このような使い方以外にも、何かと便利な竹支柱ですので、

いいアイデアを見つけて、ぜひ様々に使ってください!!

クレマチスの苗、及川フラグリーンの苗とは?

 

 

クレマチスの苗、及川フラグリーンが生産する苗について。

はじめての人、まだ手に取ったことがない人も多いと思うので、

あらためて、説明します。

こういうクレマチスの苗を生産し、お届けしています。

 

真冬の見た目は、上の写真のような感じです。

ただし、品種によってその見た目は変わるので、微妙な違いがあります。

及川フラグリーンのクレマチスの取り扱いは、200品種以上になりますので、

苗の見た目も、品種数だけバリエーションがあります。

枝の太さ、葉の大きさ、今だったら冬の時期の葉の色、

鉢の中のことであれば、根の太さ、根の張り具合などなど、、、、

これらが品種ごとに変わってきます。

とは言え、真冬のクレマチスの苗のイメージは、

だいたい上の写真のような感じ、と思ってもらって、間違いはありません。

落葉品種は、休眠中です。

 

及川フラグリーンは北東北、岩手県にありますので、

その寒さの中の生産、暖房で温室内を温めることはなく、

できるだけ厳しい低温にあてていますので、

苗はしっかり休眠しています。その証拠が葉の茶色です。

今の時期は、春の芽出しに備え、しっかりと休んでもらっています。

この見た目にびっくりする人も多いですが、決して枯れているわけではなく、

いたって健康な状態です。

 

苗のサイズは、4.5号(直径約13.5cm)になります。

このサイズ感の説明が難しいのですが、小苗ではなく、

大苗でもない、という位置付けになると思います。

お届けのタイミングや在庫状況にもよりますが、2〜3年生の苗になり、

すぐに庭に植えても大丈夫です。

一旦、大きめの鉢に植え替えて、養生してからの庭植え、

という必要はありません。

鉢植えで楽しむ人は、7〜8号鉢(直径20〜25cmくらい)に、

植え替えるのがいいでしょう。

ただし、できるだけ小さめの鉢で育てたい人は、6号鉢(直径約18cm)でも

大丈夫です。その場合は、1〜2年に1回は植え替えをして、土を新しくしてください。

そして、1回目の開花タイミングから花を咲かせる確率が高い、

開花見込み苗、になります。

 

さて、この及川フラグリーンの苗のサイズについて、もう一言。

実は今まで、幾度となく、苗サイズをダウン(3.5号鉢とか)しようか、

はたまた、アップ(5号鉢とか)しようか、と悩むことがありました。

でも結局、このサイズのまま今に至ります。

自分で実際に、様々な種類の鉢植えをつくって育てたり、

庭植えにして、他の植物と組み合わせて庭づくりをすることを通して、

今のサイズがいろいろ使いやすいなと実感してきたために、

サイズ変更はしませんでした。

一応、実践を通しての、実感に基づいています。

イーサゴでの経験になります)

 

土の量が少なすぎると、その量に応じて、根の伸長も限られてしまう。

そうすると、力がない。

では、鉢が大きければ大きいほうが、

大苗であればあるほどいいのかと言うと、そうでもないと思っています。

もちろん大苗は、根の張りからくる、株の充実具合はいいでしょうが、

根鉢が大きくなることによって、

鉢植えの人は、大きな鉢植えをつくらなければならなくなるし、

庭植えの人は、大きな穴を掘り、大きく庭植えをしなければならなくなる。

つまり、庭植えに適する根の張り、株の充実さえとれれば、

あまり大きすぎない、ほどほどの苗サイズがいいのではないか、

ということから、このサイズになっています。

ちょっと、わかりづらいでしょうか。

すぐに庭植えも可能な、大きすぎない苗、

それは、鉢植えで楽しむ場合も、あまり大きすぎない鉢植えをつくれる、

ということになります。

充実度を重視し過ぎると、大きく園芸をしなければならなくなる、

でもそれだと、体力、スペース、用意する資材などもそれなりに必要になる、

ほどほどの感じでやりたい、楽しみたい、でも苗は充実していて、

という園芸のための苗なのです。

 

ぜひぜひ、そんな及川フラグリーンのクレマチスの苗を、

よろしくお願いします。

 

 

期待の芽

 

 

冬の葉の色合い、グラデーション、それも魅力的

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