クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

ブログ

ホームBLOG

八重咲きの引き込まれる豪華さ

キリ・テ・カナワ

 

円空(及川フラグリーン オリジナル)

 

エンパイア・ブルー(及川フラグリーン オリジナル)

 

 

レッド・スター

 

 

クレマチスの八重咲き品種の豪華さに、毎年、魅了されてしまいます。

単にこれ見よがしの豪華さではなく、どことなく上品さがあり、

重過ぎない、そんな感じがします。

 

青系であれば、その爽やかさが先にたち、

豪華さと涼しさのバランスがなんとも言えない魅力になります。

 

品種数は少ないですが、赤系になれば、

やはり、その明るさ、1輪咲いただけでも、

その場が華やぐ存在感がいいですね。

 

一重の品種に比べ、花もちがよく、観賞期間が長いのも魅力。

色のバリエーションも豊富なので、ぜひ八重咲きのクレマチスにも

チャレンジしてみてください。

鉢植えでも育てやすいものが多いので、その楽しみ方の幅は広いと思います。

モンタナ トリメライの魅力

 

 

 

 

 

 

モンタナ トリメライ

 

及川フラグリーンのショップとガーデン「イーサゴ」で

咲いている様子です。

ここでは、アーチにからませています。

この品種は及川フラグリーンのオリジナルです。

 

モンタナ系特有の4弁の小輪のかわいさは、もちろんそのままで、

通常のピンクより、シックなアンティーク調をしています。

グッと大人な感じの咲き姿になります。

また、その葉も魅力で、銅味がかっていて、夏には暑さとともに、

やや体色し緑色が出ることもありますが、秋の低温では、

引き締まった銅色になります。

モンタナ系全般に言えることですが、花だけでなく、葉もいいですよね。

 

開花は春で、クレマチスの春の開花の中でも先陣を切ります。

クレマチスの中のサクラ的な位置付けとも言えると思います。

前年に伸びて、充実した枝の節々に花を咲かせるので、

うまく枝を育てていると、株全体で咲き誇ります。

それは見事ですね。

庭の他の植物で、この時期に立体的に伸びて咲いているものは、

あまりないので、人目をひきます。

春の庭の主役になります。

 

株元が日陰気味で、しっかりと水分がいくような環境をおすすめします。

地温の上昇と過乾燥で株が弱ることがあります。

基本的には、寒冷地の方が育てやすいですね。

 

 

 

宿根草の感覚で楽しむ、木立性のクレマチス ‘ロゼア’

 

 

 

 

ロゼア

 

つるが伸びない木立性のクレマチスです。

大きめのベル形で、フリルが入りながら、

外側にカールするので、動きが感じられ、表情豊か。

その色合いと相まって、木立性クレマチスの中でも、

華やかさがあり、植え込みの主役的存在になれる。

 

草花のように使える木立性で、

他の草花と組み合わせて、混植して使ってほしい。

クレマチスではなく、宿根草として考えると、

楽しみやすく、育てやすいかもしれない。

実際、伸びる枝をどう誘引しようかと迷うことがないので、

庭や鉢植えに導入しやすいし、楽に楽しめる。

植え込みの前の方、低めの丈の植物と合わせるとよい。

庭植えはもちろん、鉢植えにも向き、切り花でも楽しめる。

 

及川フラグリーンの庭では、他の宿根草と組み合わせながらも、

ひときわ目立つ存在。いいポイントになっている。

ちょっと個性的な植物の隣に植えても、よく馴染む。

開花最盛期には、とても見ごたえあるシーンをつくってくれ、

庭になくてはならない、頼れる存在感。

昔から植えていて、毎年変わらず咲く、安定感もいい。

 

なお、クレマチスの木立性は、完全に枝が自立することはまれで、

少し倒れ加減になることが多い。

支柱を立て、真っ直ぐにすることもできるが、オススメは、

そのままナチュラルな草姿で咲かせること。

花の向きは、自然といい感じになります。

 

伸びた枝の先端の花が咲き、それから追いかけるように、

下の節からも花を咲かせる。

年数がたち、株が充実すると、地面からの株立つ枝の本数が増え、

それに比例するように花数も多くなり、華やかになる。

一つ一つの花持ちがよいので、観賞期間が長い。

▲上に戻る