クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

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フワフワ舞う様に咲く品種なら、ホーゲルビー・ホワイト

 

 

ホーゲルビー・ホワイト

 

原種のビチセラにほぼ近いと思われるので、

強健で、生育旺盛です。

 

とは言っても、葉が小さめで、

節間(葉の付け根の節と節の間)の距離が

長めなので、軽めな雰囲気。

枝が旺盛に茂っても、軽やかな雰囲気をキープします。

そして、下向きの楚々とした花。

清楚な白色の花と相まって、何とも言えない幻想的な咲き姿になります。

 

枝を伸ばしながら、節々に花を咲かせる多花性で、

その花数はクレマチスの中でもトップクラスです。

 

耐寒性、耐暑性が強く、育てやすいです。

その繊細な花色を楽しむには、一日中、日が当たり続ける場所よりは、

少し陰るくらいのほうが、きれいに発色します。

 

華やかさを抑えつつの、ナチュラルな庭づくりや、

主役級の花への添え、引き立て役など、

この品種の魅力をいかしたガーデニングを楽しんでください。

 

 

 

空中を軽やかに彩る 星めぐり

 

 

星めぐり

 

2019年発表の及川フラグリーンのオリジナル品種です。

少しずつ認知され、その魅力に気づかれている方も増えてきたかなと思います。

 

品種名は、宮沢賢治の作詞作曲の「星めぐりの歌」より。

その花形、醸し出す雰囲気と、さらに及川フラグリーンがある岩手県花巻市への

思い入れも込め、命名しました。

 

涼しげな青系の花は、中輪で、バランスがとれていると思います。

伸びた枝の節々に咲く多花性もうれしく、観賞期間も長め。

品種合わせによっては、バラとの同時開花もいけると思います。

 

枝は扱いづらいほど旺盛に伸びるタイプではないので、

鉢植えでも育てやすいし、初心者の方でも、気負わずに楽しめます。

安定感がある品種で、自信を持っておすすめできる、

及川フラグリーンの品種です。

 

 

 

マンジュリカ ナチュラルな咲き姿に、香りも楽しめる

 

 

 

 

マンジュリカ

 

枝の伸びがよい木立性です。

ただし、木立性とは言いますが、その伸び的には、

つる性と言ってもいい感じです。

通常のつる性とは違い、枝のからまりが弱いのが違いです。

そのため扱いやすいです。

株の状態や栄養状態にもよりますが、1〜1.5mほど伸びますので、

やはり、支柱、オベリスクなど何か支えるものが必要です。

 

花は可憐な小輪、「センニンソウ」のような感じです。

伸びた枝の先端の方を中心に、星を散りばめたように咲きます。

とてもシンプル、かつナチュラルなので、主役級の華やかさはありませんが、

空間の中で邪魔をせず、どんなシーンにも寄り添えると思います。

 

そして、香りが楽しめるのが特徴です。

バラのような強めの香りではありませんが、

やさしい甘い香りをふんわり漂わせます。

花の雰囲気と合っている香りですね。

 

開花のタイミング的には、バラとの同時開花も可能で、

組み合わせる品種にもよりますが、チャレンジするのもオススメです。

こんな可憐な花が、ふくよかでゴージャスなバラと開花しているのも

素敵なシーンだと思います。

 

あまり利用されないクレマチスなので、それはもったいない!

ぜひこんなクレマチスも楽しんでみてください!!

 

 

 

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