クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

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ピクシー 緑がかる花が個性的

 

 

オセアニア系。
常緑性。低性の草本タイプ。

 

花は黄緑色がかっており、咲き進むとやや黄色味を帯びる。
花芯は光沢のある黄緑色で、高級感のある小さいかわいい花が特徴。
株全体で咲き誇り、利用の幅が広い。

花がなくても、常緑のパセリのような葉も魅力的で、グリーンとしても楽しめる。

 

水はけのよい土で、鉢植えで楽しむのに適している。
冬期に水を控え目で管理すると、花つきがよい。

 

耐寒性はそれほどない。
及川フラグリーンの経験では、霜や雪の影響のない、
無暖房の温室内で、マイナス5℃くらいまでは耐えている。
温度的にはマイナス5℃くらいまでは耐えるが、霜や雪にあたると、
生育に問題が出ると思われる。寒冷地での戸外越冬は不可。
なお、葉は寒さにあたると、やや赤味がかる。
その赤味がさすのをバロメーターに、耐寒性を見ていくと育てやすい。
関東以南の平地では、戸外越冬が可能と思われるが、
鉢植えで、その生育の様子を見ながらじっくり育てていくのがオススメ。
気温に応じて、冬は室内に取り込むのがいいでしょう。

 

■楽しみ方:鉢植え


クレマチス ‘ルブラ’ Clematis ‘Rubra’

 

野性味と華やかさを併せ持つ

 

クレマチス ‘ルブラ’ Clematis ‘Rubra’

 

花期/5〜10月 花径/5〜7㎝ 丈/2〜3m 剪定/強

 

1600年頃の文献にも、これと似た種が登場しており、かなり古くからあるクレマ

チスと思われます。ビチセラ系の原種ビチセラからの選抜と考えられています。

花は、ベルベット質の濃く深い赤色ですが、花の基部や弁端に白色〜緑色が混じ

ることがあります。しっかりと開かないねじれのある花を、下向きから、やや横

向きに咲かせます。ツンと尖ったつぼみもアクセントになります。

 

赤色という、いかにも園芸品種的な色合いながら、不思議とその咲き姿に原種か

ら受け継いだ野生味を感じ、ナチュラルな植栽の中で、違和感なくワンポイント

として加えられます。ナチュラルな植栽というと、白や淡い青などをメインで使

うことが多いようですが、その中にこんな刺激を加えると、一歩先を行く風景が

つくれるのではないかと思います。

 

クレマチス ‘愛州城’ Clematis ‘Aisujyo’

 

 

上品な癒し系クレマチス

 

クレマチス ‘愛州城’ Clematis ‘Aisujyo’

 

花期/5〜10月 花径/12〜15㎝ 丈/1.5〜2.5m 剪定/弱

 

「クレマチスでベタな白色の大輪、どこにでもあるよね」とは言わせません。白

花の大輪ではありますが、その咲き姿は蓮の花のように上品です。花形はふくよ

かな丸みを帯び、優しいオーラが全開の癒し系です。混じり気のない澄んだ白色

は、黄色の花心とのコンビネーションがよく、形と相まって完成されています。

 

さらには性質も強く、大輪系にありがちな“急に立ち枯れる”こともなく、育てや

すいです。直射日光が当たる場所より、やや半日陰のほうがその気品を感じるこ

とができます。一般の住宅の庭では、やや半日陰のデッドスペースが意外と多い

と思うので、ぜひこの上品なクレマチス‘愛州城’をたくさん咲かせて、庭に明る

さをプラスしてください。

 

 

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