クレマチス専門ナーセリー有限会社及川フラグリーン

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「趣味の園芸」4月号より連載開始!

 

 

 

 

及川フラグリーンの圃場内にある、クレマチスのショップとガーデン

イーサゴ ナーセリー & ガーデン」の連載が、「趣味の園芸 4月号」より、

1年間開始しました。

 

イーサゴの背景、日々の思いなど、普段あまり語ることのない

内容になっていくと思います。

あくまで、イーサゴの庭仕事、という切り口なので、

クレマチスに特化したり、育て方などのハウツーはほぼありませんが、

イーサゴに訪れたことがある方や、興味を持っていただいた方には、

おもしろいかもしれません。

 

庭は本当に、おもしろいですね。

何か手なずけようとすると、遠ざかるし、放すと、歩み寄ってくるし、

とにかくゆれている、そんな印象です。ずっとその印象の中、

庭に接しているような気がします。

庭に対して、ほぼ何もできないかもしれない、

しようとしないほうがいいのかもしれない。と思うくらい。

 

庭が大きく動く季節は、本業である温室内のクレマチスも大きく動く季節、

その両者に引っ張られながら、ある意味、ゆれながらやってきた

この「イーサゴ」という出来事に、興味を持ってもらって、

連載の機会をいただいた関係者の方に、とにかく感謝しています。

岩手県花巻市にこういう庭もあるよ、ということで。

 

なお、イーサゴは営業日が少なく、限られています。

詳細はホームページでご確認ください。

イーサゴの開店準備が進行中

 

 

 

 

 

及川フラグリーンのショップとガーデンである、

イーサゴ ナーセリー & ガーデン」の今年の開店準備が進行中です。

とは言え、ショップである温室内は、枯れたような見た目の植物が並び、

廃材にしか見えないいろいろなモノが雑然と置かれ、

この先どうなるのか、という、状態が続いています。

 

でも実は、このカタチのない、と言うのか、定まらない、と言うのか、

何かの状態に向かっている途中の空間がとても好きで、

妙にワクワクしてしまいます。

可能ならば、このままオープンしてもいいくらいに、

個人的には空間としてアリなのではないかと思っています。

 

さすがにそれは許されないので、まあまあちゃんとさせてから

オープンとなりますが。

本業である生産、育種との両立ですので、少し時間はかかりますが、

営業開始をお待ちください。

営業日の詳細はこちらでご確認ください。

イーサゴでの大鉢の植え替え

 

 

クレマチスのショップとガーデン「イーサゴ ナーセリー&ガーデン」の

ショップ内のディスプレイに使う大鉢の植え替えを行っています。

直径が約30cmくらいの、いわゆる尺鉢と言われるもので、かなり大きめ、

一般家庭での利用にはあまり向かないサイズです。

ショップ内のディスプレイでは、庭植えと変わらないボリューム感を求めるので、

このサイズの鉢植えを多用しています。

ちなみに、一般家庭での鉢植えは、大きくても8号サイズくらいまででいいと思います。

 

これら大鉢を、少なくても2年に1回ほどのペースで植え替えます。

もちろん鉢のサイズはこれ以上は大きくできないので、

株を鉢から取り出し、古い土をできるだけ落とし、

新しい土にしっかり肥料を混ぜて、その鉢に植え戻す、といった流れになります。

 

鉢植えの土の中の環境は、年々、劣化するものと思ったほうが、

考えやすいと思います。

年々劣化する鉢植えの環境を、2年に1回、整え直してあげる、

そんな行為が植え替えになります。

そうすることで、新しい根が出やすくなり、株の生長がよくなります。

新しい根が出る、新しい強い枝が出る、花が咲くという、

流れのイメージです。

 

生育年数に限らず、なんか鉢植えの調子がいまいちだなと思った時には、

植え替えがおすすめです。

鉢植えの環境をリセットして、やり直しする、

そう言ってもいいかもしれません。

 

鉢から根を取り出して、じっくり見るのは楽しいものです。

クレマチスの、生命の、コアに少し近づいたような気になります。

不思議と愛着も湧いてきます。

 

育て方、植え替えの詳細は「育て方Q&A」をご覧ください。

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